皆さんはもう「〇〇Pay」と言われるキャッシュレス決済を、普段の生活の中で活用をしていますか?
正直、私はクレジット決済は以前から使うこともありましたが、最近まで〇〇Payを使ってはいませんでした。
そんな私がなぜ〇〇Payを使おうと思ったのか?使ってみて実際はどうなのか?を自分なりにまとめてみました。
私が〇〇Payを利用していなかった理由
単純に『面倒だから』
銀行やクレジットカードと〇〇Payとを関連付ける作業が単純に面倒だったのです。
クレジットカードや銀行の口座番号を入力して関連付ける作業は、インターネットに慣れている人であれば登録をする作業時間も5分もかからないのかもしれません。
しかし普段からあまりインターネットになじみがなかったり、登録したりしない人間にとってはとても面倒なのです。
〇〇Payを始めるためには、まず申込方法をインターネットで検索して調べなければいけません。
そして調べた手順で間違えずに登録していき、〇〇Payが使えるようになったのならば今度は使い方を調べなければいけません。
この工程って、結構手間ではありませんか?私だけ?
必要性をあまり感じなかった
クレジットカードを所有しているので、手持ちの現金がないときでもいざという時はカードを切ればいいや!と思うことろがあり、あまり〇〇Payを使う必要性が感じられませんでした。
生活圏内での普及があまりされていなかった
東京から遠く離れた地方都市の田舎では現金主義の人が多く、私が普段よく行くお店やスーパーなどでも、〇〇Payを導入しているお店はまだ少ない状況です。そのため、20代〜30代の若い世代であっても『まだ〇〇Payを使っていない』という人が数多くいます。
全国規模で展開しているお店であれば導入されていますが、個人で経営しているようなお店や地方でのみ展開をしているようなお店での導入はまだまだ少ないと思います。
使えるお店があまりないのであれば、単純に〇〇Payをわざわざ登録する意味ってないですよね?
個人情報の漏洩(ろうえい)が心配だった
まだまだ〇〇Payが導入されてまもない頃に、個人情報が流出してしまったりハッキングされて不正利用されてしまったり…。というようなニュースが何件か耳に入ってきました。
その当時、何か起きてしまった際に個々の会社がどの程度の補償をしてくれるのか?が私にはよくわかりませんでした。
そのため、〇〇Payを利用するにしてもすぐに登録しないで、しっかりと規約が出そろった後によく見比べてから登録すればいいかな?と思っていました。
私がなぜキャッシュレス決済・〇〇Payを使うことにしたのか?
私は携帯電話会社がソフトバンクのユーザーなので、毎月の利用料金のポイントがPayPayでも還元される規約に変わったことが大きかったように思います。
銀行を改めて〇〇Payに関連付けしなくても、ソフトバンクに登録している情報と関連付けるだけで使えるようになリました。
PayPayでチャージした分の料金は、携帯電話の使用料金と一緒に引き落としされます。携帯の使用料金をチェックすれば、PayPayでその月にいくら使ったのかが分かるので管理しやすいかな?とも思いました。
また、ひと月にPayPayへチャージできる金額の上限も設定できるので、使いすぎる心配がないのは良い点です。
キャッシュレス決済によるポイント還元ってどうなの?
キャッシュレス決済によるポイント還元ってどうなの?
今の時期は日本政府もキャッシュレス決済に力を入れているため、〇〇Payとうたっている各会社も競ってキャンペーンを打ち出しており、還元率も普段より多いのだと思います。
しかし初めは「何パーセント還元されるか?」を調べたりしますが『実際どの程度還元されているのか?』を毎日その都度その都度チェックをしているという人は、わりと少ないのではないでしょうか?
そう考えると『実際どのくらい還元されているか?はっきりとはわからないけれども、なんとなくお得そうだから使っている』人も多いような気がします。(実際、私がそうです。)
各〇〇Payのポイント還元を最大限に頂こう!と思ったらば、指定されている銀行やクレジットカードを〇〇Payと関連付けなければいけません。
たまたまその銀行と取引を以前からしていたり、クレジットカードを持っていたりするのであればいいのですが、そうでなければわざわざクレジットカードを作ったり、銀行と取引をするための登録をしなければなりません。
そこまでする人の割合って、どのくらいいるのでしょうか?
少なくとも、私はそこまではとても面倒なのでしません。
そのような『キャンペーン』は永遠ではなく一時的なものなので、不必要にクレジットカードや取引銀行を増やした結果、お金の管理が面倒になるのはゴメンです。
〇〇Payを使いこなすのは案外難しい?
『インターネットで登録』する作業は簡単なことのように見えますが、私の両親のようなインターネットになじみがない人や、年配の人にとっては難しいことだと思います。
〇〇Payに登録する際や利用する時に、よく分かっている人が隣にいて手取り足取りサポートをしてくれるのであれば、まだできるかもしれませんが『自力では行う自信がない』という人も多いと思います。
〇〇Payをインターネットで登録する際にやり方を途中で間違えてしまったりするくらいなら『対面で申し込める方が多少の手間はかかっても、自分の気持ち的には楽だ!』というタイプの人も多いのではないでしょうか?
そういう意味では店舗営業をしている銀行やクレジットカードは、もちろんインターネットでも登録ができますが、店頭などでも書面で登録ができます。
インターネットになじみがない人にとって、クレジットカードや店舗営業をしている銀行のカードを作ることに関しては案外と敷居が低いのです。
しかしインターネットのみで手続きが完了する契約は、むしろ敷居が高くなるます。
そしてWAONやSuicaのように「特に登録などをしなくても使える電子マネーカード」であれば、使いこなしている年配の方もよく見うけられます。このようなカードは利用するお金のチャージもコンビニエンスストアなどで行えるので、分からないことがあっても店員に聞けるため利用しやすいのです。
〇〇Payを実際に利用してみて思うこと
実は登録はしていたものの、実際にPayPayを利用しての買い物は、しばらくの間はしていませんでした。
なぜならば、使い方を調べるのが面倒だったからです。(めんどくさがりで、すいません…。)
意を決してPayPayを利用してみたのですが、「まぁ、どうにかなるだろう」と使い方の下調べなどを何もしていなかったので、もちろん使い方は分かりません。(本当に登録しかしておらず、お金すらもしていませんでした…。)
そのような状態で『初めてのPayPay』に挑んだため、もちろん会計の際にはレジのお姉さんに教えてもらいながら、後ろに並んでいる人にご迷惑をおかけしつつ『初PayPay』を済ませました。
店員さんも、もちろん急いでいることもあり丁寧に使い方の説明をしてくれるわけもなく、一回ではよく分からなかったため次に利用する時にも聞いてしまいました。(自分で調べる努力を怠ってしまい、すいません…。)
そして、いまだに支払いの際に料金を入れて店員に確認してもらう作業には慣れません。(自分の携帯電話の画面を、見ず知らずの人に見られるとドキドキしてしまいます。)
キャッシュレス決済は今後はどうなる?
東京オリンピックを控えているので、今後ももう少しキャッシュレスを推進するキャンペーンは続くようです。
これは、キャッシュレス決済が普及している中国などからの観光客を見込んでの対策と言われています。
さらに来年9月からは、QRコード決済やICカードをマイナバーカードの情報と関連付けることで、一定の期間中に25%のポイント還元を受けられるような事業を日本政府も始めるようです。(最大20,000円まで)
ちなみに、皆さんはマイナンバーカードって持っていますか?
私は持っていません。
マイナンバーカードがなくても特に困らないので、作っていません。
マイナンバーカードの情報を関連付けて使用した時に『還元されるポイントの還元率が25%』(10,000円を利用したのであれば、5000円がポイント還元される)というのはとても魅力的です。
でも私は「少し様子をみようかなぁ~」と思っています。
マイナンバーカードの情報を関連付けてしまうのは、正直怖いからです。
それでも現金は必要!
確かにキャッシュレス決済は慣れてしまえば便利かもしれません。
それでも日本でキャッシュレス決算が主流になるにはまだまだ時間がかかると思いますし、完全に『店頭での支払いがキャッシュレス決済のみになる』ということはないと私は思います。
そして自然災害などが頻発している昨今では、やはり手元にある程度は現金を置いておく必要があると感じています。
停電が発生してしまうと、強いのはなんと言っても『現金』なのですから!