明日に疲れは持ち越さない! 幸せになれる?!入浴の方法

皆さんはお風呂に入る際、毎日きちんと湯船につかっていますか?

寒い季節がいよいよやってきます。

湯船に使って、心も体もホッカホカ!

頑張った今日の疲れもしっかりと取れる、明日を幸せに導くための入浴方法を調べてみました!

高血圧症や糖尿病などその他持病がある方は、かかりつけの医師と相談した上で、ご自身の健康状態にあった入浴方法をお試しください。

効果的に疲れをとる入浴方法

お風呂のお湯の温度は約40度くらい「少しぬるいかな?」と思う程度の温度が最適です。

お湯につかる時間は、10分から15分くらい十分に体全体が温まり体温が上昇します。

すると、体温が上がることで血流もアップし、疲労物質などの老廃物の代謝も行われやすくなるため、疲れを明日へ持ち込むことが少なくなります。

またぬるめのお湯にゆっくりとつかることで、心や体をリラックスさせて回復を促進させるように働きかける副交感神経が優位になるので、もちろんリラックス効果が期待できます。

寝つきが良くなる?!

毎日いろいろなことに立ち向かっていると、頑張るための交感神経(ストレスを感じているときなどに活発に働きます。)が優位になっていることが多いため、うまく眠りにつくことができないという人も多いのではないでしょうか?

人間は体の深部の温度が下がる時に、眠くなるのだそうです。

ぬるめのお湯にゆっくりつかって、眠りにつく前に一時的に体温を上げておきましょう

そうすることで、お風呂からあがった後の1時間から2時間くらいで、効率よく徐々に体温を下げることが出来ます。よって眠りにつきやすくなります。湯船に浸かることでリラックス作用がある副交感神経が優位になっていることも良い眠りにつくために、有効に働きます。

食事をしてすぐお風呂に入ると、胃腸の消化・吸収に必要な血液が回らないことがあり、消化不良を起こし易くなります。そのため食後30分は入浴を避けた方が良いと言われています。

睡眠もまた、眠る直前に食事と取ると食べ物が胃や朝に食べ物が残っている状態のため、体が興奮状態になり睡眠につきにくくなるようです。そのため食事から2時間くらいは、寝るまでの間の時間を開けた方が良いと言われています。

  • 食事は入浴をする30分前までには済ませましょう。
  • 食事から寝るまでの間の時間を、2時間は開けるようにしましょう。

半身浴で入るべきか?全身浴で入るべきか?

それではお風呂のお湯につかる際には『半身浴』と『全身浴』のどちらが良いのでしょうか?

半身浴がオススメな人は?

  • 子供や高齢者、心臓や肺に負担をかけたくない人。全身浴をすると苦しくなる人。
  • 心臓に負担がかからないように、お湯の量(高さ)はみぞおちの位置を目安にします。少しぬるめのお湯(38度から40度くらい)に、20分程度つかるのがオススメ。
  • お風呂場が寒いと、お湯につかっていない上半身が冷えてしまうので浴室の中も暖めるようにしましょう。(浴室内暖房などの使用)

全身浴がオススメな人は?

  • 肩こりなどがある人。
  • 短い時間で体は温まるが、半身浴よりも体に負荷がかかるので、長湯をし過ぎないように注意は必要。肩こりがある場合は肩までしっかりお湯につかりましょう!
  • 38度から40度くらいのお湯に、10分程度つかるのがオススメ。

長い時間、お湯につかれば良いってもんじゃない!

熱いお湯に長時間使ってしまうと、皮膚を保護している皮脂膜(油分)がどんどんお湯に溶け出してしまいます。お肌のバリア機能を破壊する。)さらに肌の角質層内にある保湿成分も流れ出てしまうことにより、乾燥肌を引き起こすことも!

心臓や肺に負担がかかる。(水圧やお湯の温度により負荷がかかる。)

また長時間お湯につかっていると、自分では気がつかないうちに大量の汗をかき、体が脱水症状を起こしていることも!

脱水症状により、血液の水分量が減ってドロドロになっていると、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす可能性が高くなります。

入浴前や入浴後には水を飲むなど、水分補給にも気をつけましょう。

額が汗ばんでくれば、十分に体はあったまっているサインです。

無理のない入浴を心がけましょう!

ヒートショックにご注意を!予防には浴室暖房機がオススメ!

寒い浴室や脱衣所から急に温かいお湯につかったりすると、ヒートショックを起こす可能性があります。また、逆もしかり。

これは体が温まることにより血管が拡張し血圧が急激に上がる、もしくは体が冷えることにより血管が収縮し血圧が急激に下がることによって起き易くなります。

ヒートショックを予防するためには、冬場は特に脱衣所や浴室の温度を暖かくしておくことが必要です。

お湯を浴槽ににためるときに、お風呂の蓋を開けたりシャワーで高い位置から浴槽にお湯を溜めたりするのも効果的と言われていますが、浴室暖房機の使用がオススメです。

↑我が家では人感センサー付きの暖房機を脱衣所に設置して使用しています。

タイマーが付いているので入浴前に浴室のドアも開けて、脱衣所と浴室を温めておきます。

室内が温まった後は人感センサーが付いているので、必要なときにだけ温めることもできます

壁に設置するタイプなので場所も取りません。我が家のように脱衣所が狭い家には邪魔にならないのでとてもオススメです!

入浴は美容効果も抜群!

お湯にしっかりつかることで体全体にお湯の水圧がかかるので、水圧によりマッサージのような効果が期待できます

血液やリンパ液の流れがこのマッサージのような効果によって、スムーズになられるようになるため、むくみが軽減されると言われています。さらに、湯船の中で気になる部分を軽くマッサージをすると効果がアップ!

代謝が促進されて、老廃物が排出される。また血行が良くなるので皮膚の免疫力が上がり、美肌効果が期待できます。

入浴剤の効果って何?

炭酸ガスが発生するような入浴剤であれば血行を促進する作用がありますし、硫酸ナトリウムや硫酸マグネシウムを主成分とするようなものは入浴後の保温効果高いため、湯冷めがしにくいといえます。

セラミドやホホバ油が入っているものは入浴後に肌がかさつくのを防ぐ効果が期待できるため、乾燥しやすい冬場の入浴や、乾燥肌の人にはオススメです。

また、生薬やアロマ成分が入っているものは、それぞれの生薬やアロマの効能が期待できるとともに、『香り』によるリラックス効果も期待できます。(アロマテラピー効果)

自分にあった入浴剤を見つけて、入浴タイムをより楽しんでみませんか?

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入浴後の保湿ケアのタイムリミットは?

お風呂から出ると、急速に皮膚の乾燥がはじまります。お風呂に入ることで、皮膚の油分がお湯に溶け出すことにより、一時的にお肌のバリア機能が崩れるからです。入浴後10分で入浴前よりも水分量が低下するとも言われています。

お風呂上がりは10分を目安に、早めの保湿ケアをオススメします!

若い世代はお湯につからない?

実家で家族と一緒に暮らしているのであれば、お風呂に入る際はしっかりお湯につかる人も多いかもしれません。

しかし一人暮らしの若い世代では、毎日お風呂に入るものの湯船につかる習慣がある人は少ないのではないでしょうか?

自分自身を考えてみても、独身で一人暮らしをしていた時にはあまり湯船につかることをしていなかったと思います。

なぜならばその当時私が住んでいた一人暮らし用のアパートには、お風呂の追い焚き機能がなかったので、お湯を湯船にためたらばすぐにお風呂に入りお湯につからないと、冬場は特にすぐお湯がぬるくなってしまいます。もちろん冬場は長い時間お湯につかっていることなんて、寒くてできません。

そしてなんといっても、お風呂の浴槽にお湯を貯めてしまうとその都度、浴槽の掃除が必要です。そんなことはとても面倒だし、水道代もバカになりません。

なので、私自身はあまり一人暮らしをしていた時代には湯船に浸かることはありませんでした。なので昔から冷え性気味であった私は、当時の上司に「目の下にクマを飼っている」と言われ続け(結構不良でいつもできており、クマかくしのコンシーラーは必須アイテムでした…。)シャワーではなく、湯船につかれとお叱りを受けていました。そして、生理痛もひどかった…。

女性にとって、冷えは大敵。

健康と美容のためにも若い子にこそ、しっかりと湯船に使って欲しい!と思うのです。