今日からできる『豊かな暮らし』のヒント〜お金がなくても幸せになれる3つの方法〜

世の中どんどん便利になっていますよね。

でも、便利にはなったけれど…。なんか違う!

そう思いませんか?

皆さんは『本当の豊かさってなんだろう』と考えてしまうことってありませんか?私は、よくあります。

自分が子供の頃と比べても、コンビニエンスストアは24時間やっているし、インターネットで家にいながらなんでも手に入るし…。『便利になった』とは確かに思うのですが、果たして『豊か』にはなったのでしょうか?

昔の人に比べて、現代人の生活は『豊か』で『幸せ』なのでしょうか?

私はそうは思いません。そこで『お金』≠『幸せ』と考える人にオススメしたい、私が心掛けている『豊かな暮らし』をするための3つの方法を紹介したいと思います。

時間を大事にすること

それは本当にあなたが『やらなければいけないこと』ですか?

お金持ちでも貧乏人でも、時間だけは『一日は24時間』と、平等に流れ過ぎ去っていきます。自分自身が若かった頃は、それほど時間の流れを意識したことはなかったのですが(唯一、『若さは消耗品だ!』とは思っていました。笑)歳を重ねるとともに『時間は有限である』ということに気づきました。

つまり『人はいずれ死を迎える』ということなのです。

となると、したくないことに時間を費やしている場合ではありません!とはいえ、誰にでも必ず『イヤでもやらなければいけないこと』はあると思います。それでも私はなるべく『できるだけ自分がしたいこと、本当にやらなければいけないこと』のために時間を使うようにしています。

そして『時間を大切にする』ということは決して『何かをしなければいけない』ということではありません。時には、何もせずに『ボー』っとして過ごす時間も、心を豊かにするためには必要かもしれません。自分にとって必要な使い方であれば、それはそれでいいのです。

その時間の使い方が『自分にとって本当に必要なのか?』を考えるようにしてみましょう。

『家事代行を利用』したり、しなければいけない家事を『家電に頼る』ことも一つの『時間の有効活用法』なのかもしれません。

ただしあなたにとって、その『家事』に手間をかけることに価値があるのであれば、その限りではないと思います。(例:手洗いにこだわりたい、手作りの食事にこだわりたいなど)

付き合うべき人を考えてみる

『人と会う』ということは、その人の時間を自分がもらっているということです。

あなたはその人と会うことで相手の時間を奪っていませんか?または奪われていませんか?

『疲れる人』や『不快になる人』と一緒にいる必要がありますか?

仕事の関係であれば『会いたくない人とでも、どうして会わなければいけない』ということもあるでしょう。しかし、少なくともプライベートな時間であれば、なるべくそのような人とは関わらないに越したことはありません。

また、自分の時間を大切にするのであれば、少なくとも『自分自身も相手の時間を奪わないようにする』必要があると思います。

自分の時間だけを大切にしている人は、相手が疲れてしまうので良い関係が長く続くとは思えません。きっと疎遠になり、そのうち会うこともなくなるでしょう。

誰かと会って、豊かな時間を過ごすためには『お互いが相手にとって価値のある人間になる努力が必要』なのではないかと思います。

小さな幸せに目を向けてみよう

『ありがとう』をきちんと伝える努力をしよう

自分のために何かをしてもらった時、それが当たり前だと思っていませんか?

何かをしてもらったら、きちんと感謝をする。そしてどんなに小さなことでも、お礼を言われれば相手は気持ちが良いもの。『言わなくてもわかるだろう』ではなくて、きちんと相手に感謝を伝えることが大切です。

そうしたことが、きっと次の『小さな幸せ』につながるのだと思います。

言いなれてしまえば大したことではないのですが、はじめはちょっと照れくさいかもしれません。でも言われた相手はきっと、あなたのその『ありがとう』の一言に小さな幸せを感じると思うのです。

自分も、相手も幸せにする『ありがとう』という言葉は魔法の言葉かもしれませんね!

頑張った自分を褒めてあげよう

『できないこと、できなかったこと』に目を向けるよりも『自分はここまでできた!』ということに目を向けてみましょう

そうすることで自分に自信もつきますし、それは『小さな幸福感』につながります。

結果はどうであれ『自分くらいは自分を褒めてあげる』ことが大事です。(私には、これが一番難しいかもしれません。)

うまくいかないことがあると、人はどうしても自分を否定していまいがちになることが多くなってしまうと思います。でも、失敗してもいいではありませんか!その経験が次につながるのです。

『自分を褒める』ということは、『そのままの自分を受け入れる』ということなのかもしれません。

すでに起こってしまったことを考えても、仕方がありません。時間は戻らないのですから。

考えてもどうにもならないことは、サッサと考えるのをやめてしまいましょう!それよりも、それを踏まえてこれからどうするのか?を考えた方がずっと建設的ですし、きっと幸せになれるはずです。

私の母の教えなのですが『病気以外はなんとかなる!』と私は思います。健康でさえいれば、余程のことではない限り、なんでもできると思うのです。やるのか?やらないのか?を決めるのは、あとは自分自身です。

自分にとって本当に必要なモノかどうかを見極めよう

お金さえあれば、なんでも簡単に手に入る世の中ですから、ついつい余計なものまで買ってしまうことはありませんか?

しかしそれは『自分にとって本当に必要なもの』なのでしょうか?ともすると、家の中がいらないモノであふれてしまっていませんか?

『自分のお気に入りのもの』『自分にとって価値があるもの』は普段の生活を豊かにしてくれることでしょう。

それに対して、いらないモノで囲まれた部屋は決して快適ではなく『豊か』とはいえないと思うのです。(物質的にものが多いことが『豊か』ではないということです。)

最近では『ミニマムな暮らしをする人(少ない物で生活をする人)』もよく見かけるようになりましたが、無理に(必要以上に)物を減らすことをオススメしている訳ではありません。

物が溢れている時代だからこそ、こだわりを持って物を選ぶことが大切なのだと思います。必要のないものは言ってしまえばただの『ゴミ』でしかないのですから。

自分の生活空間が『自分にとって本当に必要な物』だけで構成されていれば、快適であることはもちろんですが、それはまた『豊かな生活空間』でもあると私は思うのです。

まとめ

今回ここに紹介したことは、特別お金がかかることではありません。

日常生活を営むには、お金は確かに必要です。ないよりは、あった方が良いに決まっています。

でも、それ以前にもっと大事な物があるのではないでしょうか?

お金持ちでも寂しい人生を歩んでいる人もいます。いくらお金だけあってもそんな人生は、『豊かな生活』でも『幸せな生活』でも決してありません。

豊かな暮らしとは『心が豊かになれる暮らし』なのではないか?と私は思います。

私自身もまだまだ器の小さい人間です。なので、全てを完璧に実践できている訳では、もちろんありません。

それでも自分の人生をより『豊か』にするために、これからも引き続き努力をしていきたいと思っています。